私は猫を6匹飼っているのですが、性格のみならず、毛色もそれぞれ異なり、見ていて面白いと思うことがあります。
そんな猫の毛色ですが、成長とともに模様が変わる個体もいることをご存知でしょうか。
成長と変化
猫の毛色が変わると聞いて驚かれた方もいらっしゃるかと思いますが、本当にあり得ることなのです。
原則、成長とともに変化が起こると言われていますが、その変化のパターンも様々。
具体的には、①真っ黒だった毛色に茶色が混ざる、②真白だったのがクリーム色っぽくなる、③頭の上の模様が消えるなどの事例が報告されているようです。
特に③については、色の変化のみならず、模様の変化とも言えるわけで、見た目の印象が大きくかわってしまうかもしれませんね。
下の動画に登場する”ジャン君”は、元野良猫で、動画投稿サイトでは絶大な人気を誇るのですが、成長とともに毛色が変わった猫の代表でもあります。
動画をご覧頂けば、その変化の様子をお分かりいただけるでしょう。
タイミング
成長とともに毛色が変わることはわかったけれども、その時期が気になる方もいらっしゃると思います。
ところが、実際のところ、そのタイミングは様々。
生後数ヶ月で変化が見られる個体もあれば、2歳あるいは3歳になってから変わり始める個体もいるとのこと。
よって、変化の時期はその個体ごとに異なるとしか言いようがないのです。
毛色が変わらない個体の方が圧倒的に多いことを考えても、初めから変化を期待したり、その時期を予想したりすることには、あまり意味がないと言えるでしょう。
季節の影響
季節によって毛色が変化することもあるようですが、成長に伴うものとは異なり、小さな変化であることが多いようです。
種類によっては温度に対する感受性を持つ猫もいるらしく、体温が高い場所は白く、低い場所は濃い色になると言われています。
シャム猫がこの遺伝子を持つ代表らしいのですが、季節や温度変化の影響をより強く受けると考えてよいでしょう。
もしかすると、シャム猫のジャン君の毛色の変化も、その影響があるのかもしれませんね。
終わりに
猫の毛色が変化する可能性があることをご理解いただけたでしょうか。
猫を飼っている方、これから飼う予定のある方にとっては、毛色の変化も楽しみの1つと言えるかもしれませんね。
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