MacBook12インチが登場した後もなお存在感を発揮しているMacBook Airですが、接地部の足が浮いて本体がガタつくと言う不具合症状が報告されていることをご存知でしょうか。
私自身が何度もそれを経験しているのですが、今回はその対処法を紹介しようと思います。
ガタつきとは?
はじめに、MacBook Airの”ガタつき”がどのような症状を指すのかを確認しておきましょう。
”足が浮く”と表現する方も多いようですが、本体ボトムケースの手前左端もしくは右端のいずれかが宙に浮いてしまうのです。
まさにテーブル等の接地面との間に隙間が生じている状態ですから、その状態でキーボードに手首を乗せると本体がガタガタと不安定に…。
タイピングに支障を来すことはもちろんですが、高いお金を払って買ったMacBook Airが完璧な状態でないことの方が個人的には残念ですね。
しかも、この症状は新品購入後の開封時に明らかになるものであり、決して経年劣化によるものではありません。
私は2015年から現在に至るまでMacBook Airを6台新品購入していますが、そのうち3台にこのガタつきの症状が見られました(11-inchが2回、13-inchが1回)。
1/2の確率でこの不具合が発生していることになりますが、Apple Storeのスタッフの方の話でも何度か報告されているトラブルのようです。
なお、他に所有するMacBook12インチやMacBook Proでは全くこの症状が見受けられないことからも、このガタつきはMacBook Air特有の現象と考えて間違いないでしょう。
対処法
MacBook Airのボトムケースにガタつきが見られる場合、自分で直すのはほぼ不可能なので、修理もしくは返品・交換を行うことになります。
(そのまま使用すると言う選択肢もありますが…。)
ただし、後述するように返品や交換はあまりお奨めできず、私の経験上はApple Storeで修理をしてもらうのがベストだと思います。
私のケースでは、これまでに2度も同じ症状を経験していることを伝え、本社での修理ではなくApple Storeのスタッフの方に修理してもらいしました。
ゴム足の高さを調節するくらいかと思っていましたが、それでは応急処置程度にしかならないらしく、ボトムケースとトップケースを全て新しいものに交換するとのこと。
部品を取り寄せた後の修理となるため、当初は2週間ほど時間がかかると言うことでしたが、実際には2日後に完了の連絡が!
あまりの早さに驚きましたが、修理後は完璧な状態で、修理前に見られたガタつきは全くありません。
本当に良かったです。
注意点
Apple Storeでの修理を経てMacBook Airのガタつきを無事に解消できたわけですが、何点か注意点があります。
まずは交換手続きを取る場合ですが、それなりの頻度でガタつきがある個体が流通していることからも、代替品を入手したとしても再び同じ不具合に遭遇する可能性を否定できません。
一度返品をした後に別の個体を購入する場合も同じことが言えますが、はじめから修理を選択するのが望ましいでしょう。
また、修理を依頼する場合には商品をApple本社へ送るのではなく、Apple Storeのスタッフに作業してもらうのがベターです。
これまで数台のガタつきがある個体に当たっていることを考慮しても、それらの個体が健常品と判断され、修理の対象にならない可能性も考えられますからね。
それよりは、Apple Storeで顔の見える相手に直接状況を説明し、修理を依頼する方がよほど確実なはず。
私のケースでもApple Storeのスタッフの方は親身になり話を聞いてくれましたし、応対もとても丁寧で、何の不安もなく不具合を解消してもらうことができました。
なお、Genius Bar(Apple Storeの修理コーナー)は非常に混み合うため予約が必須ですが、飛び込み修理の場合は朝一番に店舗を訪れることをお奨めします。
終わりに
MacBook Airのボトムケースのガタつき症状とその対処法をご理解いただけたでしょうか。
同じ症状に見舞われお困りの場合は一度Apple Storeで診てもらうことをお奨めしますが、お近くに店舗がない場合はまずカスタマーサービスへ連絡しましょう。
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