近年では、BuffaloやIODATA、LaCieなど本当に多くのメーカー製の外付けHDDが出回っていますが、今回はその”中身”について投稿しようと思います。
皆さんは、”ディスクそのもの”を製造するメーカーが意外に少ないことをご存知でしょうか。
ディスクとケース
意外にご存知ない方も多いようですが、外付けHDDは、”ディスク”と”ケース”によって構成されています。
下の画像をご覧頂けば、ケースの中にディスクが入っていることをおわかりいただけるはず。
その”中身”ですが、BuffaloやIODATA、LaCieのような”外付けHDD”と称する製品を販売しているメーカーがディスクそのものを製造しているわけではありません。
彼らは、ハードディスクそのものを製造するメーカーから仕入れたディスクに独自のケースを付け、自社製品として販売しているに過ぎないのです。
例えば、下の画像にある、LaCie製の外付けHDDですが・・・
ケースを外してみると・・・
Seagate製のディスクが入っていました!
3大メーカー
①Western Digital、②Seagate、③東芝の3社は、”3大HDDメーカー”と呼ばれるにふさわしい存在です。
現在製品化されている外付けハードディスクのほとんどが上記3社のディスクを採用していることがその根拠ですが、私のLaCie製HDDの中身もSeagateでしたね。
その他にディスクを製造しているメーカーがないとは言いませんが、これらの3社とは比較の対象になりません。
Buffalo製だろうがLaCie製だろうが、ケースを開けて中身を見れば、これら3社のいずれかのディスクが入っていると言うのが現状なのです。
ちなみに、私がこれまで所有した外付けHDDの中身はいずれもSeagate製でしたが、パソコン内蔵のディスクについては、東芝製のものもあります。
- Western Digital(WD)
- Seagate
- 東芝
各社の信頼性
大切なデータを保存するハードディスクだからこそ、各社の製品の信頼性が気になります。
これについては様々な意見があるようですが、”WesternDigitaが最も壊れ難く、Seagategは壊れやすい”と主張する人が少なくないとのこと。
その一方で、”Seagate製のHDDが最も安心できる”と言う声もありますので、一概にどこがよいと言うことはできないようです。
このことからも、Western Digital、Seagate、東芝の3社が製造するディスクの品質に大きな違いはないと考えてよいのではないでしょうか。
実際に製品を購入する場合には、ケースの品質や万が一の場合の保証内容などを重視するのがよいと思います。
中身の確認方法
いずれの製品も原則として上記の3社のいずれかの製品が入っているわけで、信頼性も問題ないと思いますが、中身を選びたいと言う方もいらっしゃると思います。
実際にケースを外してみれば、簡単に外付けHDDの中身のメーカーを確認することが出来ますが、商品を購入した後でしか実践することが出来ません。
さすがに、売り場で売られているHDDのケースを開けてみることはできませんからね・・・。
ところが、Buffaloが販売している外付けHDDに限っては、製品の箱を見ることで中身のHDDのメーカーを見分けることができると言われています。
化粧箱に赤いシール(正方形)が貼ってある場合はWestern Digital、赤いシールで丸いものが貼ってある場合には東芝製のディスクが入っているとのこと。
ちなみに、Seagateは黄色いシール(丸型)だそうです。
上のリンク先のサイトで詳しく解説していますが、3大メーカー以外のディスクが使われている場合もあるようですね。
少々古い記事なので、現在でも使える手法かどうかは定かではありませんが、参考にしてみてください。
終わりに
様々なメーカーから製品が販売されている外付けHDDですが、中身のディスクを製造しているメーカーが意外に少ないことをご理解いただけたでしょうか。
皆さんが使用されているHDDの中に、どのメーカーのディスクが入っているのかを調べてみるのも面白いかもしれませんね。
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