郵便物・ゆうパック・レターパックの住所を間違えた時の対処法!

郵便物の宛先住所間違い

手紙やハガキ、ゆうパック、レターパック等の郵便物を発送するにあたり、住所等の宛先の情報を間違えて記載してしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

今回は、その対処法を解説します。

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記載ミスのパターン

はじめに郵便物の宛先の情報の記載間違いの例を確認しておきたいのですが、主に3通りのパターンがあります。

記載ミスのパターン

  1. 郵便番号を間違えた
  2. 宛先の地名や番地を間違えた
  3. 相手住所の情報が不足している

郵便番号の間違い

万が一宛先の郵便番号を間違えて記載しても、記載した住所が正しければ郵便物は問題なく配達されます

よって、それほど深刻に考える必要はありません。

地名や番地の間違い

宛先住所の地名や番地の記載を誤った場合、記載した住所が実在するのであれば郵便物がそちらへ配達される可能性がありますが、宛先の住所が存在しなければ1週間~10日ほどで郵便物が差出人の元へ戻ります。

実在する住所へ郵便物が誤って配達された場合にも、受取人が誤配達であることを申告すればその郵便物が差出人に返却されます。

情報の不足

宛先の情報が不足している場合には、配達員が記載されている情報をもとに正しい配達先を特定すべく最大限努力してくれますが、それでも配達できなければ差出人の元へ郵便物が戻ります。

日本郵便の配達能力は非常に優秀で、時として必要な調査を行い、可能な限り郵便物を届けようと頑張ってくれるのですが、それでも必ず届くとは言えないようです。

宛先間違いの対処法

前述の通り、郵便物の宛先情報を誤って記入したにも関わらず無事に配達されるケースも珍しくなく、何もせずとも最終的に郵便物が差出人の元へ戻る可能性もありますが、その前に①あて名変更請求や取戻し請求を行い対処することができます。

あて名変更請求と取戻し請求
請求の内容手数料
配達局へ請求その他の局へ請求郵便物が差し出し地の集配局を出ていない段階でその集配局に請求
あて名変更請求410円570円無料
取戻し請求410円570円無料

あて名変更請求

郵便物が配達される前であれば、あて名変更請求により宛て先の情報を変更することができます

あて名変更請求は郵便局の窓口(郵便窓口)若しくはゆうゆう窓口で行いますが、本人であることを確認するための書類等が必要ですので、忘れずに持参して下さい。

手数料は、郵便物が差し出し地の集配局(対象地域の郵便物の集配を行う局)を出ていない段階でその集配局にあて名変更を請求する場合には無料、郵便物が差し出し地の集配局を出た後に郵便物の配達を担当する郵便局に請求する場合は410円、その他の郵便局に請求する場合には570円がかかります。

ゆうパックのあて名変更請求には手数料が発生しません。

あて名変更請求は、手紙、ハガキ、ゆうパック、レターパックなど全ての郵便物に適用することができますが、タイミングが早いに越したことはありませんので、宛先情報の誤りに気が付いた時は迅速に請求を行いましょう。

取戻し請求

郵便物が配達される前に取戻し請求を行うことで、配達を中止させ、郵便物を差出人に返却させることができます。

請求方法や手数料はあて名変更請求と同じですが、取戻し請求を行った時点で既に配達が完了していたなどの理由で郵便物の取戻しが実現しない場合にも手数料は返金されません

また、ゆうパックの取戻し請求を行う場合、取戻し請求の手数料自体は無料であるものの、運賃は返金されず、着払いで荷物を差し出していた場合はその運賃の支払いを請求されます。

電話で宛先情報を変更・配達中止を依頼

ゆうパックとレターパックについては、電話で事情を説明することで配達中止や配達先住所の変更をしてもらえるケースがあります

私自身がレターパックの宛先の住所の番地を記載し忘れてしまった(最も厄介なパターン)経験を持ちますが、日本郵便のお客様相談センターに電話して事情を伝えたところ、郵便物が現地の配達局に到着した時点で配達局から連絡をもらうことができました。

そこで番地の記載忘れを伝えたところ、配達郵便局の方が番地を書き足してくれたのです。

結果的に郵便局へ足を運ぶことなく、電話であて名の変更を行うことができた格好ですが、手数料は一切発生していません

以上のようなケースもありますから、ゆうパックやレターパックの宛先情報の記載間違いに気付いたら、まずは電話で問い合わせてみるのがベストだと思います。

Memo

郵便局お客様相談センター:0120-23-28-86(携帯:0570-046-666)

まとめ

住所など郵便物の宛先の情報を間違えて記載してしまっても無事に郵便物が配達される場合がありますし、特に何もしなくても郵便物が差出人の元に戻る可能性もありますが、あて名変更請求や取戻し請求を行うことで、より確実に対応することができます。

まとめ

  • 住所など郵便物の宛先の情報に不備があっても無事に配達されるケースがある
  • 郵便物の宛先情報に不備がある場合、何もせずとも差出人に郵便物が返却されることがある
  • 宛先情報に不備がある場合、あて名変更請求や取戻し請求をすることで確実に対応できる

終わりに

今回は、郵便物の宛先情報を間違って記載した場合の対処法について投稿しました。

まずは間違いがないように正しく宛先情報を記載することが重要ですが、万が一の場合はあて名変更請求や取戻し請求を行い適切に対応しましょう。

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